今週のお題「激レア体験」～本気で時を戻したいと思った話～
どうも、こんにちは。あぶらっこです。(^▽^)/
今週のお題は「激レア体験」ですか…。
細く長い日陰の道を生きてきた僕にとって縁遠いお題
ですな…。
いきなりですが、ここで一句。
宝くじ 買えども当たらず くじけます
10億円もいらないから1,000万円を100等分して当選人
数増やしてくれないかなぁ…。
(そう思うのは僕だけじゃないはず)
フォレ(俺)の人生、時を戻したいことばかり…。
でも…、それも悪くないだろう。
今回は、そんなザ・小市民のしょうもない激レア体験
のお話です。
・・・・・・・
年の瀬も迫った師走の土曜日。
僕は、二人の息子を連れてスーパーマーケットに食料
品と日用品の買い出しにやってきた。
入口の脇の方で少し人だかりができていた。
人だかりの奥では、何やら抽選会をしているようだっ
た。
2,000円以上お買い上げごとに、1枚の福引券がもらえ
るらしい。
1等は大型テレビ、2等は県内有名温泉宿ペア宿泊券。
ふむふむ。大型テレビよりも温泉宿が魅力的だな。
これゲットしたら、しばらく妻のご機嫌取りをしなく
てすむぞ。
そう思った僕は、一人1回くじが引けるように6,000円
以上の金額になるよう計算しながら買い物を続け、会計
を終えた後、無事に福引券3枚を店員から手渡された。
マイバッグに買ったものを詰めていると、抽選会場か
らカラン、カランと当たりを知らせるベルが鳴り響いて
きた。
それを聞いた息子たちが、
「早く行かないと1等がなくなっちゃうよ！」と僕を
急かした。
どうやら大型テレビが欲しいらしい。
んなもん当たる訳ないって。
あれはどう見ても客寄せパンダでしょ。
抽選を待つ列に並びながら、前のお客さんがガラガラ？
(取っ手を回すと中から玉が出てくるやつ)を回しているの
を見ていると、白玉か赤玉ばっかりだった。
ちなみに白玉はポケットティッシュ1個、赤玉は缶ジュー
ス1缶。
僕たちの順番になり、息子二人が祈るような気持ちで回し
ていたが、結果は二人とも白玉。めでたくポケットティッシ
ュ2個ゲット。
僕は、せめて赤玉出ろ～！と思いながら回すと
ポロッ
ん？
銀色！？(挿し絵は金色ですが(;^_^A)
それを見た仕切っているおっさんが勢いよく右手を振
り上げベルを鳴らす！
カラン！カラン！カラン！
そしてどよめくギャラリー！
なんとここで、銀色の玉が出たのだ。
てことは、2等！？
温泉宿キター！！
おめでとうございます！3等当選です！
え？
銀色の玉で3等？紛らわしいなぁ。
3等でも凄いからまぁいいか。
んで3等は何かな？
はい！どうぞ！
と手渡されたのは貼るホッカイロ1箱。
この1箱に60枚入っている。
僕の眉間にシワが寄った。
なんという引きの悪さだ・・・。
僕は、福引券目当てで6,000円以上の買い物をするた
めの金額合わせとしてホッカイロ1箱を買ってしまって
いたのだ。
4人家族で一冬ホッカイロ120枚もいるか？
いらんだろ…。
僕が景品一覧をよく見ていなかったとは言え、3等の
商品が貼るホッカイロって…しょぼすぎだろう。
僕が買ったのはホッカイロ。
福引で当てたのは貼るホッカイロ。
ただひとつ、救いがあるとすれば、用途が若干違って
いることぐらいか。
しかし、妻への言い訳を必死で考える僕には、すでに
当選した時の嬉しさはなかった。
これで当分は、妻のご機嫌取りをしなければならなく
なってしまったな・・・。トホホ・・・。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
先週のお題「ゲーム」はコチラ↓
