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アラフォー腰痛ランナーの走りっこら挑戦記

腰痛を抱えながら5キロ15分台、10キロ32分台を目指すランナーの挑戦日記

今週のお題「もう一度見たいドラマ」~はぐれ刑事純情派~

 どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/

 

 今の若い人達は、藤田と言って思い浮かぶのは

ニコルでしょうけども、僕ら世代で藤田と言って

思い浮かぶのは、まことか朋子でしょう。

 ということで

 その藤田まことさん主演のドラマ、はぐれ刑事

純情派のことを今週のお題「もう一度見たいドラ

マ」として語りたい。

**********************

 

 はぐれ刑事純情派は、僕の母親が好きで欠かさ

ず見ていた刑事ドラマだった。

 テレビは一家に一台の時代。

 家族は強大なチャンネル権を持つ母親の見たい

番組を、半ば強制的に見ることになる。

 その当時、太陽にほえろ西部警察あぶない

刑事など、ド派手なアクションと過激な銃撃戦の

末に犯人は銃殺、警察官は殉職するのが日常茶飯

事であった刑事ドラマの定番に反し、はぐれ刑事

純情派は、過激なシーンは一切なかった。(殉職は

あったが)

 それを証明するかのように藤田まことさん演じ

安浦刑事は、当時の刑事必須アイテムの拳銃を

撃つどころか所持している姿も見たことがない。

 僕の記憶では手錠すら持っていなかったように

思う。

 持っていたのは警察手帳ぐらいか。

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 失礼だが普通にどこにでもいそうなおっさんで

刑事にはとても見えない。

 仕事帰りにスナックに立ち寄り、ママにお酌し

てもらうのが大好きな普通のおっさんだ。

 

 

 余談だが、子供の頃に見た西部警察では犯人に

 

 手を上げろ!

 

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 と言い手を上げさせて無防備になった犯人を拳

銃で撃っているのを見て

 

 都会の警察官は怖ぇ~

 

 と本気で思っていた。

 

 かたや、はぐれ刑事純情派は、登場人物もごく

ごく普通の人間ばかり。

 いかつい人相でいかにも凶悪そうなイメージの

犯人役ですら一般人と見分けがつかないほどに普

通の人間が演じている。

 この普通の人々が暮らす、どこにでもある日常

の中で事件は起きる。

 

 子供の頃は何とも思わなかったが、大人になり、

夕方に再放送されたものを改めて見てみると、考

えさせられるドラマだったと思う。

 夫からDVを受け続けた妻や、ひき逃げ犯から

息子の命を奪われた父親が罪を犯してしまう。

 自分や自分の愛する人を苦しめ、傷つけた相手

が身近にいて何不自由なく生活している。

 自分がその立場に立った時、冷静でいられるだ

ろうか?相手を許すことができるだろうか?

 

 罪を犯す人間は許せない、ましてや殺人なども

ってのほかだ!

 

 このドラマを見ていると、果たして本当にそう

だろうかと疑問が湧いてくる。

 罪を犯す人間を一方的に悪だと言い切れないも

う一人の自分がそこにいる。

 

 魔が差すという言葉があるように、人間誰しも

罪を犯してしまう危険性と隣り合わせの日常を生

きている。

 

 事実、昨年起こった元農水省事務次官による長

男殺害事件も加害者に同情を禁じ得ない。

 長男のため、できる限りの手を尽くし、それで

も手詰まりになった末に起こった悲劇。

 元農水省事務次官というネームバリューにメデ

ィアが食いつき社会問題として大きく取り上げら

れたが、同様の悲劇は各地で起きているのだろう

なと想像してしまうと辛くなる。

 

 この世は、普通の人間が犯してしまう罪が大半

を占めている。

 

 派手な銃撃戦やレインボーブリッジの封鎖もド

ラマや映画の世界でしか起こらないけども・・・

 

 今日も事件は現場で起きている。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

先週のお題「自分にご褒美」はコチラ↓ 

team-wolf.hatenablog.com