今週のお題「わたしと英語」旅の恥は搔き捨て~修学旅行編~
どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/
今週のお題「ホワイトデー」の記事を書き終えて、ほっ
としたのも束の間、またしてもお題が!(;゚Д゚)
し、しかも今回はAmazonギフト券5万円分が当たるチャ
ンスですってよ!奥さん!(通販番組か?)
だが、この後、お題選択で散々迷うことになるとは…この
時知る由もなかった・・・。
1.こっちを選んで果たしてワンチャンあるのか?
お題は、「トーキングマラソンやってみた」と「わたしと
英語」のどちらかを選んで投稿するのか…ふむふむ。
当然スポンサー様の意向を忖度すれば、トーキングマラソ
ンをやったことによって得られるメリットを延々と書き連ね
、最後に「皆も気軽にやってみて~これ最高よ~」で締めく
くれば、興味を持った一見さんを獲得できるであろうことは
容易に想像できる。
それ故に、二択ではあるものの、懸賞狙いの投稿であれば
、事実上一択ではないだろうか。
んが、僕は、あえていばらの道を歩むため、「わたしと英
語」のお題にチャレンジしようと思う。(トーキングマラソ
ンをやりたくないとは言っていない(;^ω^))←ここ重要
前置きが長いことはさておき、目の前にぶら下げられたニ
ンジンに食らいつくべく、あぶらっこは、キーボードを粛々
と叩くのであった。
(ノリノリで書いている時にEnterキーだけ勢いよく叩くの
は、きっと僕だけじゃないはず・・・)
2.英語嫌いになる下地は、この時代に作られた
東北地方の片田舎で幼少期を過ごしたあぶらっこ少年は、
英語に触れる機会がまったくなかった。
今では当たり前のように見かける英会話スクール、キッ
あちこちにあって習い事の定番であった。
異文化を受け入れる風土がまったくない村社会では、当
然ながらリアル外国人を見たこともなかったし、学校帰り
に熱心にキリスト教の布教活動をしている大人のことも先
生達は、胡散臭い人間呼ばわりし、声をかけられたら相手
にしないで逃げるよう教わった。
中学校での英語の授業で、ALTと称されるアメリカ人が
初めて遭遇する外国人であったと記憶している。このアメ
リカ人がとにかくむかつく野郎で、明らかに人を見下した
態度を取ったり、何か気に食わない時は舌打ちを連発した
り・・・とにかく好きになれなかった。
なんでコイツの話す言葉を俺らが覚えなきゃならないん
だという気持ちが芽生え、当然英語の成績が上がるはずも
なく、工業高校に進学したことで更に英語から遠ざかるこ
ととなった。
3.ここに来て街頭インタビュー!?
平成7年当時、東北地方の県立高校生の修学旅行先とい
えば、ほぼ100%が奈良、京都であった。(違っていたら
ごめんなさいm(__)m)
僕の高校も例外に漏れず、奈良、京都が修学旅行先とな
り、京都では、清水寺を必ず回ること以外は、5人一組で
編成された各班行動で自由に決めることができた。
・・・・・・
新幹線からバスに乗り換え、清水寺へ。
この年の初めに阪神淡路大震災が発生し、約9か月を経
た今でもバスの車窓からは、生々しい震災の爪痕が垣間見
えた。
必須観光先である清水寺に到着すると、先生から各班ご
とに1枚のプリントとインスタントカメラが手渡された。
「皆さん!修学旅行はただの観光ではありません。学習
するためにここに来ているのです!」
・・・ざわざわ・・・ざわざわ・・・
「皆さんには、ここに大勢いらっしゃる外国の方々にイ
ンタビューをしてもらいます」
「出身国、名前、年齢は必ずきいてください。それ以外
に自由に3つ以上聞いて、聞いた内容を今配ったプリント
に記入し、必ずインタビューした方と一緒に写真を撮って
ください。課題は以上です!」
( ゚д゚)・・・( ゚д゚)ポカーン
事前告知一切なし・・・なんつー無茶ぶり・・・
・・・・・・
とにかく5人でじゃんけんをした。
もちろん最初に声をかける担当を決めるためだ。
ぜぇっっったいに負けられない戦いがぁ!あるんです!
んが!
くぅ~ 負けてしまった(´;ω;`)
・・・・・・
清水寺は、観光客でにぎわっていた。
「あそこにいるじゃないか!」
「お前が声かけねーと始まんねーぞ!」
「声かけなきゃ意味ないよ」
「できませんでしたじゃすまされないぞ」
好き勝手言ってくれるぜ・・・
わかっている・・・わかっているんだ。
でも思春期真っ只中の男子高生の心情として、家族以外
の女性に声をかけることすらできないのに、さらさらのブ
ロンドヘアーをなびかせて優雅に歩いている外国人女性の
なんと眩しいこと・・・遠目でしか直視できねぇ(´;ω;`)
かと言って、白人男性だと中学時代の嫌な思い出がフィ
ードバックしそうでこちらも無理
・・・時間だけが過ぎていく…
4.この人に決めた
実はじゃんけんで負けた時から、声をかける人の特徴は
決めていたんだ。
僕の家では、ズームイン朝を毎回欠かさず見ていた。福
留功男さんがメインキャスターを務めている番組だ。(今
の時代だと「JIP」の桝太一アナ的な)
その番組では、「ウィッキーさんのワンポイント英会話」
というコーナーがあり、ウィッキーさんが街を歩いている
人にいきなり英語で話しかけ、インタビューをするという
もので、きさくな感じと親しみやすさから、あぶらっこ少
年が抱く優しい外国人のイメージと近いものがあった。(ウ
ィッキーさんを知らない人はググってみてください)
黒人男性は、それほど多くなかったが、似たような雰囲
気の男性が一人でいるのを見つけ、僕は声をかけた。
5.リアルウィッキーさん現る!?
・・・・・・
「Sorry...Sorry...」
「Ca,Can you sperk English?」
次の瞬間、男性は驚くべき返事をした。
「おい、兄ちゃん、なんや自分日本語話せへんのかい!」
コ、コテコテの関西弁!?(;゚Д゚)
よく見るとウィッキーさんそっくりではないか!
どう見てもウィッキーさんだよな・・・?
そういえばウィッキーさんも日本語喋ってたよな…?
ま、まさか本物!?
なんという巡りあわせ!!(*^▽^*)
「ウィッキーさんですよね!テレビでいつも見ています!」
男性はムッとした表情で
「んなわけあらへんやろ!どっから見ても日本人やないか
い!」
・・・・・・
日本人!?・・・には見えない・・・・申し訳ないけど・・
みんなで「ごめんなさい!」って一言誤ってその場から
逃げた。
京都って怖いわ~(;^ω^)こんな日本人に初めて会った~
んで、一同で大爆笑!
先生・・・あの時は無茶ぶり企画にイラっとしたけど、
一生に残る思い出をありがとう・・・
でも最後まで英語を好きにはなれなかったなぁ・・・
「わたしと英語」・・・これが一番の思い出…というか
これしかない。。。_| ̄|○
6.英語は地球語、標準語
これからの時代、英語学習はどんどん重要になってい
くだろう。
事実、ここ数年で僕の生活圏内においても外国人が珍
しくなくなった。 職場にはおらんけど…
(グローバルな人材が採用されたらどうしよう(-_-;))
他人のせいにはしたくないけど、僕の英語嫌いにのき
っかけになったALTが楽しい授業をしてくれていたら、
ひょっとしたら英語が好きになっていたのかも…
この記事を書きながら、僕の子供達がこれから出会
うであろうALTは、せめて人格者であってほしいと願
うのであった。
思いのほか長くなってしまいましたが、最後まで読
んでいただき、ありがとうございました。
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