今週のお題「ホワイトデー」・・・Why?Today!!
どうも、こんにちは(^▽^)/あぶらっこです。
今週のお題「ホワイトデー」について、ちょうど2日前
の出来事を書きたいと思います。
1.職場の悪しき習慣
僕の職場では、社員の男女比が、男9:女1の圧倒的男
職場である。
にもかかわらず、バレンタインデーの義理チョコ、ホ
ワイトデーの返礼品という流れが令和の時代になった今
でも続いていた・・・(時代遅れの職場ですいません…)
女性職員の負担も考えろっ(# ゚Д゚)
2.幹事はツラいよ・・・
僕は今年度の幹事を担当していて、宴会、イベント等を
仕切らなければならない立場にある。
3月に入ってややもするとバレンタインデーのお返しは
何がいいかな?と上司連中は騒ぎだすのであった。
僕「例年とおりクッキーでいいんじゃないですか?」
上司その1「毎年クッキーってのもあれじゃないか?」
僕「あれって何だよ・・・」←心の中でつぶやく
上司その2「毎年クッキーじゃ芸がないよな」
僕「女性職員は、毎年チョコの詰め合わせ一択ですが」
↑心の中でつぶやく
上司その1「日頃の感謝も込めて高級なものを贈ろうじ
ゃないか」
僕「日頃の感謝を込める前に、お茶くみとか雑用を女性
にばかり押し付けるなよ」←心の中でつぶやく
上司その2「だったら○○菓子店の上生菓子はどうだろう?」
僕「は!?お茶会でもするんかい!」←心の中でツッコむ
上司その1「いいね!若い子は上生菓子なんて食べたこと
ないだろうからね。それにしよう。」
僕「おいおい…お前らで勝手に決めんなよ・・・」←心の声
上司その2「あそこのは人気だからなぁ…ちょっと待って」
そう言うと何やら電話をし始めた。
上司その2「ああ、○○菓子店ですか。13日に上生菓子頼み
たいんだけど作ってくれる?」
僕「頼む…断ってくれ…こっちには予算ってもんが…」
↑心の声
上司その2「大丈夫?そう、良かった~。じゃぁ13日の昼
に若いのを取りにいかせるからよろしく~」
電話を切ると
「おい、13日の昼に○○菓子店に上生菓子を取りに行って
くれ。それを冷蔵庫に隠しておいて終業時間になったら
渡そう」
僕「わ、わかりますた・・・」何だこの早い展開は…
「仕事の段取りは遅いくせにこういうのは段取り早いな!」
思わず口から出そうになった。
男性社員に事情を説明しながらお金を集め、13日の昼休み
に上生菓子を取りに行き、予定とおり冷蔵庫の奥にしまって
おいた。
3月14日のホワイトデー当日は、土曜日で会社が休みだっ
たので、金曜日の今日渡す段取りであった。
※ちなみに上生菓子とはあんこを主原料とした上品な和菓子です↓
3.長男からのSOS
15:00過ぎ…僕の携帯が鳴った。相手は長男だ。
「弟が具合悪そうにしている…熱もあるみたいだ…」
「わかった。お父さんすぐ帰るから待ってて」
今の時期に熱が出た・・・だと…。
ま、まさかコロナ!?
すぐに退社し、次男を連れて病院へ…
熱が37.8度あり、インフルエンザの検査では陰性だった。
問題は次だ・・・医者からは37.5度以上の発熱が4日以
上続くようであればまた来てくださいと言われ、
え?コロナの検査しないの?と聞くと、まだその段階で
はないとのこと。
不安な夜を過ごしたが、一夜明けて熱は下がっていた。
「良かった・・・ただの風邪だったか・・・」
その日のお昼過ぎ、僕の携帯が鳴った。
上司その2からだ!
そうだった。報告を忘れていた。
「お疲れ様です。子供の熱も今朝計ったら下がっていま
したので大丈夫です。ご心配をおかけしました。わざ
わざ電話をいただきありがとうございます。」
「え?それじゃない?昨日の上生菓子?渡してくれたん
じゃないんですか?・・・僕の役目?・・・渡してこ
い!?」
そういえばお店の人が生ものですのでなるべく当日中に
お召し上がりくださいとか言ってたような・・・
だからって女の子の自宅まで届けに行くの?僕が?
だから日持ちするクッキーにしておけって言ったんだよ!!
(# ゚Д゚)
4・山下清の自宅訪問
職場に行って冷蔵庫から上生菓子を取り出し、職場の女
の子に電話するも電話に出ない・・・
どっか適当に待ち合わせてさっと渡したかったのに・・・
自宅か・・・気まずいな・・・
確か彼女は親と同居だ…しかも一人娘だった記憶が…
仕方ない・・・行くか・・・
奇しくも今日は3月14日…ホワイトデー当日。
彼女の家に到着し、玄関でインターホンを押す。
ピンポーン♬
「はい」
一番聞きたくなかった声・・・そう…彼女の父親だ。
「ぼ、僕はしょ、職場のど、同僚であぶらっことも、申
します」
40過ぎのおっさんが激しくどもる…山下清かよ…
現れたのは30年前の梅宮辰夫(見たことねーけど)
ナイスガイ!
「昨日バレンタインデーのお返しを渡すのを忘れてしま
い、生ものですので、お持ちしました」
「生もの?何のお菓子?」
「じょ、上生菓子です。○○さんに渡していただけます
か?それでは失礼いたします!」
父親は何か言いたげだったが、急いで手渡し逃げるよう
に帰った。
5.僕、最初に言ったよね?
夜になって職場の女の子から電話がかかってきた。
「わざわざ自宅まで持ってきていただいてありがとうご
ざいました」
もたなくてさ」
「とっても美味しくいただきましたよ」
「そうなんだ!それは良かった」
「私じゃなくて父がですけど」
「実は私・・・あんこが苦手なんです」
「いつものクッキーでよかったのに」
「そ、そうなんだ・・・そうだよね・・・
ご、ごめんね…」
くぅ~それ知っていたら上生菓子の案件速攻却下したの
に!
上司どもに振り回された挙句、結局喜んでいたのは上司
と同世代の父親かよ・・・
どうなんでしょう?ホワイトデーに上生菓子のお返しっ
てあるあるなのかな?
年代によっては喜ばれるお返しなのかもしれません。
でも日持ちしないことが仇となり、
「ホワイトデー」ならぬWhyTodayとなってしまった
お話でした。
皆さんも上生菓子を買うときはくれぐれもお気をつけ
くださいね。
先週のお題「卒業」はコチラ↓