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アラフォー腰痛ランナーの走りっこら挑戦記

腰痛を抱えながら5キロ15分台、10キロ32分台を目指すランナーの挑戦日記

生きた時代が違う「おしん」に共感した話

 どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/

 一年間にわたって再放送された朝の連続テレビドラマ

おしん」が3月21日に最終話を迎えた。

 言わずと知れたNHK朝ドラの人気タイトルで、明治生

まれの女性の人生を描いたドラマである。

 

 妻と二人、7時15分から15分間。

 コーヒーを飲みながらテレビの前に二人で並ぶ。

 

 物語が中盤から終盤にさしかかった頃、おしんが息子

仁の嫁道子と同居することに・・・。

 

 嫁の道子が言う。

 「お義母さんと同居なんて絶対イヤ!」

 「私はお手伝いさんじゃないのよ!」

 

 妻を見ると激しく同意している。

 「こっちは同居してあげてんのに文句言うとか有り得

  ない」

 

 え!?ウチは同居してませんけど・・・(。´・ω・)?

 もう気持ちが道子になっている。

 

 おしんは言う。

 「私は姑の言うことは何でも聞いて一生懸命働いた。

  理不尽なことを言われても歯を食いしばって耐えて

  きたのよ。」

 

 おしんと苦楽を共にしてきた実の娘さながらの初子は

 「かあさん、もうそういう時代じゃないのよ。」

 

 それに対しておしんが言い返す。

 「自分が嫁の時は姑の言いなりで文句も言わず我慢し

  てきたのに、いざ自分が姑になったら、今度は嫁に

  気を使って言いたいことも言えないなんて・・・・

  おかしい世の中になってしまったもんだねぇ」

 

 僕…ホントそうだよねぇとつぶやいて頷く。

 妻が「はぁ!?理解できないんだけど!」と言ってこ

っちを睨む。

 

 おしんさんの気持ち・・・わかる・・・わかるよぉ…

 

 今から20年前・・・

 入社したての頃は、先輩にあごでこき使われ、口答え

は許されず、強制参加の飲み会では無理やり上司に飲ま

され、歌わされ、泥酔した先輩から殴られてメガネを壊

されたこともあったなぁ・・・

 

 月日が流れ…職場に後輩が増え、いまや中間管理職に

なり、部下もいる。

 しかし、かつての先輩、上司のような態度を振るえな

くなってしまった。

 ちょっと叱責すればパワーハラスメント。殴るなんて

もってのほか。昔は延々と聞かされた酒の席でのどうで

もいい自慢話も、今はアルコールハラスメントの対象だ

とか。

 時代が違うの一言で片づけないでほしい。

 

 でも、時代が違うんだよなぁ・・・

 

 おしんが生まれてから、元号は大正、昭和、平成と変

わっていき、そして今は令和である。

 

 価値観が違う妻ではあるけれど、

 

 「この時代に生まれてきて良かったなぁ」

僕がそう言うと、横に座る妻が一緒に頷いていた。