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アラフォー腰痛ランナーの走りっこら挑戦記

腰痛を抱えながら5キロ15分台、10キロ32分台を目指すランナーの挑戦日記

特別お題「#今年学びたいこと」~5年経ったけど今更~

 どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/

 

 僕のツイッターアカウントのプロフィールに

は、2016年1月からツイッターを利用していま

と書いてある。 

 これは、ガラケーからスマホに切り替えた時

に、興味本位でインストールし、アカウントを

作成したもので、正確には、登録はしたものの

利用までには至っていない。

 

 あれから一言もつぶやくことなく、5年が経

った・・・。

 

 

 

 なんでもいいからつぶやいてみよう。

 

 

 

 ツイッターからそう言われても何も思いつかな

かった。

 昔から、何でも自分の好きな絵を描いてみよう

とか、粘土で好きな物を作ってみようと言われて

も、何を作ったらいいのか、わからない子供だっ

た。

 あらかじめ決められた枠内で動ける自主性があ

っても、主体性というものが僕にはなかった。

 

 参考までに

 

 適当に他人のつぶやきを見たけども・・・。

 

 ・朝寝坊したわ~

 ・昼飯食い過ぎた~

 ・今日も一日頑張ったお。

 

 

 ・・・なんでもいいというよりも、どうでもい

い内容が目立つのは気のせいだろうか。

 

 これらの内容が無いような人畜無害なつぶやき

だけだったら良かったが、メディア各社がツイッ

ター絡みで集まった他人同士が組んで犯す犯罪や

、詐欺の温床としてツイッターが一役買っている

と報じたことがきっかけで怖くなり、ツイッター

を放置して今に至っている。

 

 

 しかし!

 

 

 5年もの間、ひたすら口を閉じ、沈黙を守り続

けてきた男が今、口を開く時がきた。

 

 きっかけは、はてなブログだった。

 

 僕は5年の歳月を経て、初めてツイッターでつ

ぶやいた。

 正確には、自らの言葉でつぶやいたのではなく

、ブログの記事を乗せただけのことだったが、そ

れでも僕にとっては大きな前進だ。

 

 

 今年学びたいこと・・・それは、遅ればせなが

ツイッターの使い方を学ぶこと。

 

 

 確かに危険な一面もあるかもしれないが、それ

だけではない魅力があるからこそ、世界中にユー

ザーがいるのだろう・・・知らんけど。

 

 例えば、僕は料理をするのが好きだが、報道ニ

ュースで通り魔が包丁を持って不特定多数の人を

傷つけたと報じても、包丁が怖くて握れなくなる

ことはない。

 包丁が人を傷つけ不幸にすることよりも、その

何倍の人も幸せにしてくれる、美味しい料理や華

やかな料理を作れることを知っているからだ。

 

 ツイッターも包丁もいわばツールのひとつに過

ぎない。

 ツイッターや包丁に問題がある訳ではなく、扱

う人間に問題があるのだ。

 

 知らないことを知り、しっかりと理解するとい

うことも、学びのひとつだと思う。

 

 

 偉そうなことを言っているが、あわよくば…の

下心が僕をツイッターへと向かわせている。

 

 コソコソ続けている誰得ブログだが、人並み以

上に承認欲求が強いらしく、はてなブログのブロ

ガーさんだけでなく、自分のブログをもっと色々

な人達に知ってもらいたいと思うようになってき

た。

 

 でも

 

 ツイッターを学び、そして活用できたからとい

って、必ずしも自分のブログに訪問してくれる人

が増えるとは限らないということは、自覚してお

きたい。

 

 肝心のブログの内容が無いようでは本末転倒と

いうものだ。

 

 立派な包丁と、それを扱う技術を持っていたと

しても、豊富な食材がなければ、素晴らしい料理

は作れないのだから。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

  

ドラマ俺の家の話は、40代おっさんの心にぶっ刺さった。

 どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/

 

 久しぶりの更新となりましたが・・・。

 

 

 3月26日金曜日。

 長瀬智也さん主演のドラマ、俺の家の話が最終

話を迎えた。

 ざっくりあらすじを言うと、25年ぶりに実家に

戻ってきた長男の寿一(長瀬智也)が家業である能楽

師の跡取りを目指しながら、要介護2判定の父親

である寿三郎(西田敏行)の介護もしながら、その

最期を看取るまでの話。

 

 

 ・・・だと思っていた。

 

 

 まさか、3回も危篤状態を経験し、先は長くな

いと思っていた寿三郎よりも先に寿一が亡くなっ

てしまうなんて・・・泣。

 

 

 寿一が亡くなる前に稽古していた演目、墨田川。

 

 この墨田川という演目は、人買いにさらわれた

自分の子供を探して旅する母親が、旅先でその子

供がすでに亡くなっていることを知る。

 そして亡くなった場所で、供養のため念仏を唱

えていると、亡霊となった子供が現れて感動の再

会を果たすが、近寄って抱きしめようとすると母

親をすり抜け、成仏して消えるというお話。

 

 これを本来であれば寿一とその息子秀夫(羽村

成)が演じるはずだったのに、寿一の弟だと後に判

明する寿限無(桐谷健太)が代わりに舞台に立ってい

た。

 

 寿一は舞台に立ちたくても立てなかった。

 演目墨田川の本番前に出場した、自らのプロレ

スの引退試合で受けたダメージが原因で、あっさ

りと死んでしまったのだった。

 

 寿一の死を受け入れられない寿三郎。

 隅田川の演目中、歌い手として舞台に上がって

いた寿三郎の元に亡霊となった寿一が姿を現す。

 

 寿一には、未練とも言うべき心残りがあった。

 25年前、決して能では褒めない父寿三郎から褒

めてもらいたくて、寿一も寿三郎も好きだったプ

ロレスのチャンピオンを目指し、家を出た。

 

 寿三郎が二度目の危篤状態を迎えた時、25年ぶ

りに実家に戻り後を継ぐと決めたのだ。

 

 慣れない中で入浴介助などの介護を行いながら

、寿三郎のエンディングノートに書かれてあるこ

とをすべて成し遂げるための手伝いをする。

 それでも寿三郎は最後まで褒めてくれなかった。

 そればかりか、孫の秀夫ばかり褒められて自分

にはダメ出しばかり・・・。

 亡霊となって現れた寿一に涙目で言った言葉。

 

 「褒めたら終わると思っていた」

 

 これは人によって解釈が異なると思うが、褒め

てしまったら子供の成長が止まってしまうからで

はないかと僕は思った。

 今でこそ褒めて伸ばすは子育ての常識として当

たり前のことなんだけど、寿一と同世代の僕らの

親世代の教育として、子供は褒めたらつけ上がる

、調子に乗るからと厳しさばかりで滅多なことで

は褒めない親が多かったと思う。

 褒めないだけならまだしも、愚息だのバカ息子

だの、とにかく否定されていた。

 さらに、「ダメなものはダメ!」とよく怒られ

なぜダメなんだと理由を聞くと「そういうもんだ

から!」の一言で済まされた。

 だから寿三郎も褒めることへのハードルがどん

どん上がってしまい、褒めるタイミングを逃した

まま、ここまで来てしまったのではないだろうか。

 

 人間国宝と呼ばれた寿三郎から

 

 「人間国宝にはなれなかったが、お前は家の宝

だ!家宝だよ」

 

 と言われた時は、寿一はとても嬉しかったに違

いない。

 本当は死んでからでは遅いんだけどね・・・。

 

 

 それにしても

 遺影を撮るための家族旅行も葬儀屋との打ち合

わせも、寿三郎に向けたビデオメッセージも、ま

さか全て寿一本人のための準備だったとは・・・。

 

 

 親の介護や看取り、離婚、子供の障害に相続問

題と、どれひとつ取っても重いテーマをたったひ

とつのドラマにギュッと詰め込んでいるのに、毎

回笑って泣いて楽しく見れて、最終話ですべての

話がつながっていく。

 改めて宮藤官九郎という脚本家の凄さと長瀬智

也さんを始めとした俳優陣の素晴らしさを感じら

れたドラマだったと思う。

 

 長瀬さんは、このドラマを最後に俳優を引退さ

れるそうで残念でならない。

 

 

 奇しくも春は別れと出会いの季節でもある。

 私事ではあるが、このたびの人事により、4月

から6年ぶりの現場に配属されることになった。

 

 

 就任あいさつはどうしようかな?

 やっぱり最初のあいさつは

 

 

 「お久しブリザ~ド!」

 

 

 

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 で決めるべきだろうか。

 

 だが、このドラマを見ていない人には伝わらな

いだろうな。

 でも、このドラマを最後まで見た人だったら絶

対やりたくなる気持ちが湧いてくるはずだ。

 

 

 なぜだと思う?

 

 

 

 そういうもんだからだよ。

 

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 良かったら違うドラマの感想もどうぞ。 

team-wolf.hatenablog.com

 

 

ドラマ知ってるワイフの最終回に感じた不快感

 どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/

 

 僕は、ハッピーエンドのドラマを好む。

 バッドエンドで終わってしまうと、どうにも後

味が良くない。

 所詮ドラマなんだもの、最終的には皆良かった

ね、でいいじゃないか。

 

 んで

 昨夜、毎週見ているドラマが最終回を迎えた。

 フジテレビの木曜夜10時から始まるドラマ知っ

てるワイフ

 

 はっきり言ってこの手のドラマには興味がなか

った。

 初回放送を見ていた妻がテレビ画面に向かって

 「クズ夫!このクズ野郎!」

 と汚い言葉を連呼し、風呂上がりの僕に向かっ

て如何にこの男がダメな人間であるのかを熱く語

った後に一言。

 

 「これは夫婦で見るべきだわ!」

 

 座して見よ!と鼻息荒い妻に

 

 悪いけど・・・興味ないね。

 

 と言えるハズもなく・・・。

 20分ほど経過して

 

 あの~足をくずして見てもよろしいでしょうか?

 

 と許しを請うのが精一杯だった。

 

 

 前置きが長くなってしまったが、冒頭で妻にテ

レビ画面越しの罵声を浴びせられていた男が主人

公の剣崎元春(大倉忠義)だ。

 元春は、銀行員で妻の澪(広瀬アリス)と子供2人

の4人暮らし。

 仕事や接待を理由に家事、育児は全てパートもし

ている妻にまかせ、休日も仕事疲れを理由にいつま

でも寝ていて、ようやく起きたと思ったらゲームに

夢中。

 このクズ夫元春は、自らの自分勝手な行いが原因

で夫婦仲が険悪になってしまったことも自覚できな

いまま、離婚してやると息巻き、ふと立ち寄った公

園で知り合ったおじさんから過去に戻れる方法を教

えてもらう。

 

 学生時代に戻ったクズ春・・・もとい元春は、澪

との接触を避け、大学の後輩お嬢様である沙也佳(

瀧本美織)とデートに行ったところで目を覚ますと、

妻が澪から沙也佳に替わっていたのだった。

 資産家のお嬢様が妻になり、生活は一気にグレー

ドアップ。

 誰しもが羨む逆玉人生を歩むことになった元春。

 しかし、元春が勤務する銀行に澪が配属されてか

ら雲行きが怪しくなる。

 澪と距離を取ればいいのに、わざわざ自分から近

寄って来て関わりを持とうとする。

 元春の同期で親友の津山君(松下洸平)が澪を狙っ

ていると知るや、嫉妬の気持がムクムクと湧いてき

て素直に二人を応援できない元春。

 

 コイツ何なん?

 離婚したいぐらい嫌っていただろうが!

 

 しかも現在の妻である沙也佳との生活が思ったほ

ど自分に馴染めず、それでいて逆に澪の魅力にどん

どん引き込まれていく。

 元春には、澪に関する記憶の全てがあることをい

いことに、澪の好きなものや唯一効果のある頭痛薬

を持ってきたり、澪の気持を掴み始め、澪は勝手に

自分の運命の人が元春だと信じてしまっている。

 

 信者が洗脳されるパターンね。

 

 津山君をお膳立てするために過去の記憶をフル活

用すればいいものを、美味しいところはちゃっかり

自分が持っていく元春。

 とりあえず澪と付き合うことになった何も知らな

い津山君がピエロすぎて泣けてくる。(ノД`)シクシク

 

 そして元春はというと、過去に戻るきっかけを作

ったおじさんにまた澪とやり直したい、過去に戻っ

て澪と一からやり直しがしたいと。

 もう未練タラタラな訳ですよ。

 人生において絶対にない二度目をもらっておいて

からの三度目も普通欲しがるか?

 

 毎度毎度元春のクズっぷりが良く出ているのは、

自分からは決して語らないこと。

 澪に対しても沙也佳に対しても自分からは声を

出さず、相手に全て喋らせる。

 

 何とか言えよ!

 何黙ってんだよ!

 

 僕はいつも二人を傷つけるんだ。

 

 クズ春、何自分に酔ってんだよ!

 わかっているんだったら行動に移せや!

 

 気づけば妻と共にテレビに向かって暴言を吐い

ている。

 子供たちが寝ている夜10時からのドラマで良か

った。

 

 

 ドラマも終盤、澪とキスしたことが津山君にば

れて友達も離れていった。

 さらに元春は、沙也佳から自分よりもいつも澪

を優先していると詰め寄られ、沙也佳と離婚して

しまう。

 

 自分と関わった人間は全て不幸になってしまう。

 もう誰とも関わらないと強く決意し、二度目の

タイムスリップをする元春。

 

 ようやくそこに気付いたか。

 そうだ、お前は誰とも関わらず生きていけ。

 

 宣言通り、過去に戻っても誰とも関わらず、現

在に戻って目が覚めると、彼は大阪に住んでいた。

 今まで不幸にしてきた人間の誰とも関わりのな

い生活が、単身大阪の地で始まった。

 

 ドラマはここで終わってほしかった。

 だってそれが元春の望んだ生き方だったから。

 

 なのに、出張で東京に行き、幼馴染と連絡を取

り、その幼馴染の営む店で久しぶりに帰国した沙

也佳と偶然再会した元春。

 この流れは嫌な予感がするな・・・。

 と思っていたらやっぱりタイムスリップする前

に自分が勤務していた銀行に澪がいるのか確認し

にいく元春。

 

 コイツ、やっぱり何も変わってないね。

 未練タラタラで意志がブレブレ。

 

 お約束通り澪が銀行にいて

 津山君も別の女性と結婚していて

 沙也佳も海外生活を送っていて

 

 もう二人を阻む障害は何もない訳ですよ。

 しかも澪は相変わらず元春のことが好きで、一

緒に過ごした記憶まで残っているというオマケつ

き。

 

 

 その後二人は、皆に祝福された結婚式を挙げて

二人の子宝に恵まれてエンドロール。

 

 

 なんだろう・・・モヤモヤする。

 

 

 ドラえもんの道具を散々使いまくって調子に乗

ったのび太が、ちょっとごめんなさいを言っただ

けで全て許されてしまっていいのか。

 

 視聴者さんよ、俺が最後に必ず痛い目に遭うと

は限らないんだゼ!と、のび太にドヤ顔された時

のような不快感。

 

 

 ドラマ知ってるワイフの感想を一言で言うならば。

 

 

 

 ハッピーエンドで後味悪いの初めてだわ~。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 前に書いたドラマの話↓

team-wolf.hatenablog.com

 

今週のお題「○○からの卒業」~フォーエバー?~

 どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/

 

 

 今週のお題「〇〇からの卒業」

 

 

 

 「卒業してもずっ友(ずっと友達)だよ!」

 

 

 明るく元気な声が通学中の子供達から聞こえて

くる。

 ランドセルを背負わなくなってもずっと一緒だ

よ!

 

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 ずっと=永遠なんていうのは幻想に過ぎないん

だよ。

 希望に満ちた子供たちに人生の大ベテランとし

てこんな助言をしようものなら

 

 「うわっ、何このおぢさん!」

 「キモッ!」

 

 と言われるのは目に見えているので、子供たち

の元気なあいさつに対し、僕は「おはようござい

ます」と一言だけ発してごみ集積所へ向かった。

 

 

 ずっと続くと思っていた関係が永遠に続かない

ことを、それなりに年を重ねてきた僕は痛感して

いる。

 

 引っ越しを境に疎遠になった友人。

 彼女ができて疎遠になった友人。

 結婚を機に疎遠になった友人。

 泣いて頼まれ、連帯保証人を引き受けた途端、

音信不通になったクソ野郎。

 

 

 その一方で高校を卒業した時、もう二度と聞く

ことはないだろうと思っていた校長先生のつまら

ない話や、これでようやく好きでもない勉強から

開放されると思っていた社会人1年目の春。

 

 校長が社長に、そして勉強が資格取得や研修に

それぞれ置き換わっただけで、ずっと続いていく

ことになろうとは・・・。

 

 

 

 社会人にとっての卒業って何だろう。

 引っ越しや転職といった環境の変化に対して卒

業という言葉を用いる人もいるけれど、それは学

校でいうところのクラス替えや転校に過ぎない。

 

 じゃあお前の考える社会人にとっての卒業って

何よ?

 

 明確な答えがある訳ではないけれど、思いつく

のは定年退職だろうか。

 

 学校から解放されるのが卒業であるならば、仕

事から解放されるのが定年退職だという考えに基

づくものである。

 しかし、60歳で仕事から解放された時代はとう

に過ぎ去ってしまった。

 年金支給の開始年齢は今後も引き上げられてい

くだろう。

 まして、年金だけで生活できる保障はどこにも

ない。

 

 安心した老後の生活を送るために必要な資金を

算定したとされる2,000万問題。

 働く期間を長くすることで、貯蓄を増やし安心

した老後を送りましょうってことなんだろうけど

も、60歳を超えてなおバリバリ働ける人もいれば

働けない人もいる。

 

 ちなみに僕の会社では、定年退職後の再雇用に

より、そのまま会社に残って働き続けるベテラン

社員はどんどん増えている。

 その理由として、高年齢者雇用安定法という名

のもとに、本人が希望すれば年金支給開始年齢に

達するまでは、よほどのことが無い限り会社が面

倒を見なければならないからだ。

 使える人材に関しては問題ないのだが、ようや

く使えない人材とサヨナラできる機会も失われて

いるのは会社の損失に直結する。

 

 皮肉なことに、有望な定年退職者であればある

ほど、再就職の道を選び会社を去り、会社に残る

ことになった、捨てることは許されない4番出汁

まで絞り尽くしたかつお節の使い道を考えるとい

う悲しい現実を突きつけられる。

 

 

 「卒業(定年退職)してもずっ友(再雇用)だよ!」

 

 

 

 老後の2,000万問題よりも、まずは今、目の前に

いる使えない再雇用人材に頭を抱える日々から卒

業したい。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

先週のお題「花粉」はコチラ↓ 

team-wolf.hatenablog.com

 

今週のお題「花粉」~【花粉VS腰痛】どっちが辛い?~

 どうも、こんにちは。あぶらっこです(^▽^)/

 

 

 今週のお題「花粉」

 

 「辛い!辛すぎる~!」

 

 今日も朝から上司の花粉症はツライよアピール

がウザい。

 聞けば、鼻水が滝のように流れてくるのに、鼻

づまりがひどいらしい。

 

 

 「あ゛~!う゛~!」

 

 という鼻づまりによる耳障りなうめき声と

 

 

 「ヘェックション!」

 

 という所かまわず連発するくしゃみを聞かされ

るたびに、思わず舌打ちが出そうになる。

 

 ここまでの文章で皆さんお気づきだと思うが、

僕は彼のことが大嫌いだ。

 

 というのも彼は、僕が腰痛で苦しんでいる姿を

見て「鍛え方が足りない」だの、「再発を繰り返

すのは愚の骨頂」だの僕に散々罵声を浴びせてき

たからだ。

 

 腰痛が辛くて仕事を休んだ時も

 「は?腰痛ごときで休むんか?」

 とほざくこの男はもちろん腰痛の辛さを知らな

い。

 

 

 「有給休暇に理由なんざ必要ないんじゃゴルァ!」

 言いたかった言葉をグッと飲み込み

 「申し訳ありません、恥を忍んで1日だけ休ま

せてください」

 苦痛と屈辱に悶えたあの日から2か月・・・か

つて屈辱を与えたこの男が、今僕の目の前で鼻水

と目のかゆみに悶えている。

 

 

 他人の不幸は蜜の味。

 まして常日頃から苦々しく思っている相手な

ら尚更だ。

 マスクで隠れている口元がゆるむ。

 

 「ざまぁぁ!」←心の声

 

 そして翌日、上司は花粉症を理由に休暇を取っ

た。

 黄色い粉ごときに屈しやがって。

 鍛え方が足りないんだよ。

 杉林で鍛えてこいや。

 腰痛に散々苦しめられているけれど、僕は花粉

症で苦しんだ記憶がない。

 良かった、天は二物を与えずというやつか。

 使い方これで合ってる?

 

 

 それにしても

 花粉症に悩む日本国民のなんと多いことか。

 今週のお題「花粉」で花粉症の辛さを訴える記

事が多いことでも、そのことがうかがい知れる。

 

 

 復帰した上司が休憩中に呟く。

 

 「花粉症知らずと世間知らずは幸せだよな」

 

 この男いわく

 花粉症は重症化した場合に鼻と目・・・いわゆ

る嗅覚と視覚が機能しなくなるだけでなく、頭痛

や微熱、倦怠感を伴い、意識がもうろうとして時

に記憶が飛ぶ症状もあるという。

 ホントかよ?

 アンタ、それは黄色い粉に白い粉が混入してい

るんじゃないのか?と疑いたくなるが、周りでも

ウンウンと同意する人もいたので、あながちウソ

ではないようだ。

 

 

 しかし、辛さでは腰痛も引けを取らない。

 立てない、座れない、動けない。

 着替えできない、靴下履けない、くしゃみがで

きない。

 常に足まで痛みと痺れに侵されているので、ト

イレでも踏ん張れない。

 腰が痛いと書いて腰痛だが、腰が痛いだけでは

済まされないのだ。

 そして花粉症と違い季節を問わず突然訪れる恐

怖。

 

 

 「腰痛とおさらばできるんだったら僕は花粉症

を選びますけどね」

 

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 僕のボソッと放った言葉に上司が噛みつく。

 「おまえは花粉症の本当の辛さがわかっていない」

 「腰痛も我慢できないくせに花粉症をなめるなよ」

 周囲がウンウンと同意する。

 マジか・・・。世間的には花粉症の方が辛いのか?

 

 ちょうどそこに休憩しにきたNさん。

 Nさんは、定年退職間際のヒラ社員で、これま

で様々な病気にかかり、何度も入退院を繰り返し

ながらも職場復帰を果たしてきたツワモノだ。

 

 上司がNさんを呼び止めた。

 「Nさん、花粉症と腰痛になった経験ある?」

 「どっちもあるよ」

 「両方経験してどっちが辛かった?」

 

 さてさて、病気の綜合総社との呼び声高いNさ

んは、どちらに軍配を上げるのか。

 

 

 

 「そりゃぁ腰痛だな」

 

 

 さすがNさん!わかってるな!

 病気を知り尽くした人の言葉は重みが違う。

 腰痛様の辛さは花粉症ごときとは比べものにな

らないのだ。

 

 

 「でも」

 その後Nさんは続けざまに言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「痛風の足元にも及ばんけどな」

 

 

 Nさんにとっては腰痛もごときなのね・・・。

 

 

 そして

 その場にいた誰しもが思った。

 

 痛風にだけはなるまい・・・と。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

先週のお題「雛祭り」はコチラ↓ 

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